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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第6章 立ちはだかる………
✿ ✿ ✿

2日後の昼休み中庭に向かう途中で綾香はチラリと宮川に似た人物をみた為に教室で食べる事に変更する内容を中川へラインすると彼は教室近くまで来て怪訝そうな顔をして彼女を問い詰める。

『森部先輩っ急になんで?あいつになんか言われた?似た人なら確かめだ訳じゃないだろ?』

『似た人物でも近寄りたくない、今日はもう教室で食べて』

『………わかったよっっ』
確かめればいいだろ!なんで俺らが気を使わなくちゃなんねんだよ!っていうセリフが聞こえてきそうな表情で彼は彼女を見てから階段を降りていく。

結は隣のクラスの遥斗と食べているので綾香はクラスの中で黙々と食べる。
いくつかのグループが出来女子たち男子たちは賑やかにお喋りし綾香だけがポツンとういた状態は昼休みには惨めなものだ。

せっかくの唐揚げが全然美味しくない…
結が教室にいたら寂しくないけど1人きりのこの状況はいつもの休み時間だけでいいっ…
茶髪くんと喋りながらのお弁当は美味しくて楽しくてあっという間に時間は過ぎていくのに今はとても長く感じる…
茶髪くんの言うとうり似た人物を確かめれば中庭で食べれたかもしれないのに…
茶髪くんは美味しく食べてる?

ラインが来て綾香は申し訳なくため息、中川からだ。

【先輩が教室で食うっていうからつまんねえよ、玉子焼き甘くて美味しいのに今日のは殻が入ってた、のり子さんらしくない】

【卵の殻?ごめんっ唐揚げはお母さんだけど玉子焼きはあたしが作ったの…】

【ダシがきいてるから森部先輩は焼いただけだろ?笑】

【そうだけど…】

【寂しいから明日は中庭行こう】

嬉しそうに綾香は笑みを浮かべながらラインする様子にそれをみた女子が1人ひやかすと次々に勉強ばかりしているやつが嬉しそうにラインなんてウザイというひやかし内容に綾香はとても傷ついた。

明日は教室では食べない!
絶対に!
玉子焼きに殻…せっかく早起きしたのに〜…

そのせいか放課後部活後に見る中川にときめく綾香は彼が生活の一部であると改めて思うのだ。

『送ってく、慎吾ちゃんはなしね、昼休み話せなかったから』

『遠回りだよ?』

綾香は中川を気にするが帰宅早々中川はのり子に送ってもらう事になるのだ。
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