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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第6章 立ちはだかる………
お互いの部活が終わるのを待って歩いてく綾香と中川。

『さっきの話、先輩が俺に近づいてくれたと喜んで頭なでたけど親父おふくろ普通じゃないから家庭教師無理だと思う』

『普通じゃない?茶髪くんを送って行った時に一度会ったお父さんもう少し愛情もってと話せば…』

『話せばわかるような親父でもおふくろでもない、慣れてるから』

『テスト頑張ったねって言ってほしくない?お母さんに毎日惣菜栄養かたよちゃうしお弁当も作ってほしくない?』

『親父もおふくろも仕事だけが大事でおふくろなんかコンビニおにぎり食いながらパソコンみてるし夕食にも弁当にも期待なんかしないから』

『だからあたしがお母さんにお願いを…』

『親父は親父、おふくろはおふくろで会社持ってるし俺の飯とか作る暇なんてないよ』

『可愛くないの?』

『親父もおふくろも子供を可愛がるっていうは兄貴と姉貴がテストでいい点取った日にはめかしこんでレストラン、受験に受かったらレストラン』

『茶髪くんもおしゃれしてお子様ランチ?』

『俺はいつも留守番、そんな俺を可哀想だと思ったのかまだ学校に行ってた成さんがラーメン持参で遊びに来てくれて2人で食べたあの味忘れられない…俺成さんが大好きだから将来あの人の為になる事をやりたい…』

成さんが羨ましい…
でもつらすぎる話…

『だから家庭教師は今までどうり図書館眠ね、じゃあバイバイ』

茶髪くんあたしを送り自分の家へと何キロも先へと走っていく…
隣ならもっと喋りハグできるのに…

つらすぎてせつない…
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