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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第6章 立ちはだかる………
綾香は1年クラスの担任ㇸ中川の素行が悪い等でたらめだと職員室まで言いに行ったが、品行方正な宮川が生徒を叩くような人物ではないと言われ、職員皆から何を言い出すのかと怪訝な顔をされ彼女は悔しく言い返す言葉を発する前に職員室から追い出された。

中川は後々彼女から聞いて彼女が自分の為に抗議に行ってくれた事に嬉しさがこみ上げ放課後肩を並べ歩く中で彼女の頭を撫で肩に手をまわした。

『成さんだけかと思ったらあんたも、同じだった…だけど無理すんな…』
彼は少し声が震えていた。

茶髪くん無理なんかしてない…
茶髪くんが信頼する成さんが羨ましい…

✿ ✿ ✿


夏休みになった。
運動部系は部活が数時間あり文化系はそれより2時間短く終わるので、綾香は中川を待ったりして一緒に帰り゙、決まって図書館で勉強をする。

とある日、部活が休みになり中川も用事が出来暇をもてあます。
唯はデートだというので邪魔もしたくないので参考書を買いに本屋まで行くが売り切れていて別の本屋まで向かった。

参考書を買い歩きながら周りはみんなカップル同士で手をつなぎ楽しそうに笑っているのをみて店の窓に映る自分の姿に淋しくもなる。

頬にまとわりつく髪、リップもぬらない濡れてない唇、白の無地Tシャツに黒の綿パンツにスニーカー、白のポシェット、そして参考書、とても楽しい夏休みを過ごしているとは思えないからだ。

入学当初からみるとショートカットから髪をのばし始め髪が風にそよぐ長さが少しだけ変わったくらいだろうか。

茶髪くんといるとおしゃべりしてこうして周りや自分自身を町中で観察する事なんてなかったな…
周りはカップルだらけで楽しそうであたしかなりういてる?
つまんない…帰ろう…

早足で歩き始め数分たった頃向こうに塾の看板が大きくみえ、建物から2人出てきていた。

それは宮川。
綾香は歩いていた道へと向きを変えた。

夏休みなのに会いたくない人っ!

『ったく来年から春樹がここに通うから下見に連れていけって受験生の気なんか考えてないっ、イライラするっ』
髪をかきむしっているようだ。

『だったら僕の勉強みてよ』
声がよく似ているようだが少しだけ高めだ。

『だからみないったらわからないかな?』
肩まで揺らしてイライラが巻いたようだ。

関わりたくない…

だが相手も目ざとく綾香を見つける。

『無視か?』

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