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有翼神は翼無き女性を愛する~異世界の溺愛恋模様
第3章 思慮深い悪魔ルーキフェル

 予想以上の強い腕力に負け、私はリャナンシーに引きずられるように連れて行かれたのよ。着いた先は大きなお風呂場、この世界にもお風呂という概念はあったのね……じゃなく、今風呂に入れと?

「リ、リャナンシー、なんで風呂なのよ」
「お清めだよ。湯に浸かり体を温め、香油を塗り込み不浄なものがないか確認するんだ」
「……1つ聞いていい? それを確認するのは誰」
「勿論ボク以外居ないでしょう」
「ち、ちちちょっと! リャナンシーは男性でしょう、なんで裸を見せなければいけないのよ」
「ボク? ボクが見ているのなんて気にしなくていいよ」
「気にします!」

 必死に抵抗しているのに、リャナンシーの手際のよさったら! 簡単に服を脱がされ、私は湯の中にポーンと突っ込まれたのよ!
 お湯には色が付いていて、深く入れば隠したい場所は隠れている。それにしても大富豪の風呂場みたいな豪華仕様、ほら獅子の口からお湯が流れるみたいな、まさにそれを実感中。

「……お湯は気持ちいいけど」
「なにか言ったエイミス?」
「なにも……」

 どうしても周りをチョコチョコと動くリャナンシーが気になるの! 色んな道具を持って来ては置き、また取りに行く。私から見ても香油とか、マットみたいな長い敷物とか、あまりいい予感がしないんですけど。

「十分に温まった? じゃあこっちに来てよエイミス」
「せめて体を隠す物はないの」
「そんなものは、香油を塗り込めるのに邪魔だよ。全身に香油を塗るからね」
「うー……」

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