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有翼神は翼無き女性を愛する~異世界の溺愛恋模様
第3章 思慮深い悪魔ルーキフェル

 私が……。
 私がこんな体だったなんて初めて知ったのに、ルーキフェルはその先を求めて来るのよ。胸を揉む手が乳首にまで這い、刺激されまた硬くなった乳首を摘まむ。

「あぁっ!」

 それだけで、ビクッと背が反るくらい衝撃的な快感が私を襲う。更に摘まんだ指で乳首を擦るように弄られ、痺れる快感が私を包む。それが嫌じゃないの、不思議なくらいもっとして欲しいと望んでしまう私は、どうかしてしまったの?

「ぁ、ぁ、あぁ」
「その甘い喘ぎ、この程度でイキそうな体、普通の男ならば掴んで離さないだろう」
「あぁ……ルーキフェル」
「なんだ?
快楽に素直に従えエイミス。愉悦を覚え、花のように男を誘惑してみろよ」
「そんなの……あぁん……むりぃ」
「誘惑しているだろう俺を、無意識にな」
「してな……あぁっ!」

 くるりと向きを変えられ、ルーキフェルは私を後ろから抱き込んだと思ったら、摘まんでいる乳首を強く潰された。
 ゾクッとした衝撃が走った後、頭が真っ白になるまで体が弾けるような激しい感覚が、私の身を焦がす。

「胸だけでイッたか」
「イク……これが……」
「絶頂すらも知らなかったというのか? ……今のがイク感覚だ。だがこれで終わりではない、もっと強い絶頂を味わいたいだろ」
「もっと……?」
「あぁ、もっとだ」

 まだ先がある、そう言葉にされルーキフェルのほうを向いたら、また唇が重なった。絶頂と、この胸の熱さは別物みたい。キスすればするほど、熱いなにかが全身に広まっていくのよ。

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