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有翼神は翼無き女性を愛する~異世界の溺愛恋模様
第5章 俺様登場悪魔ティア

「ああこれ。
初めは1つの神が居て、自ら対になる神を創造し、次々と神々を増やしていったんだよ。天界に住む神は全て1つから産まれ出ているという話」
「だから始まりの神様なんだね」
「太陽の神、月の神、火の神、水の神と沢山沢山神を創り、今のバランスが取れているんだ」

 私は楽しくて、次々と開いては天界の話を覗き見る。そこで気づいたの、神々に名前が無いことに。
 太陽、月、火、水、その他自然を司る神なのに、頭の中に入ってくるのは象徴する自然の名前だけ。

「どうして? ルーキフェルもリャナンシーも名前があるのに、ここには名前が無いの」
「ボクの名前? これって人間が付けた名前だから。本来は光の妖精だけなんだ。
元々神に名は無いんだよエイミス、あるのはその力の性質のみ」
「??」
「例えると太陽の神。人間はラー、アポロン、ヘリオス、ユール、スーリヤ、ルシア、アマテラス、みたいに地域によって違う名前を付けてるけど、本当はまとめて1の太陽の神というわけ」
「それ、私でも知ってる」

 この考えは私がいた世界と同じ、そして名前も同じだもん。確かギリシャ神話やエジプト神話、アマテラスは日本の神話。こう聞くと凄く分かりやすい。
 だけど疑問もあるわ。ルーキフェルという名前の神様は、聞いたことがないと思う。

「リャナンシーは分かるよ、でもルーキフェルは? 私は全く分からない」
「ご主人様?
そりゃ色々あるよ。でもルーキフェルという名前が一番気に入っているみたいなんだ。どの名前を使うかは自由だからね」
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