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ピアノ
第5章 溺れる日々
体の関係を結んだ二人は歯止めが効かなくなっていた。
「こんにちは」
翌週、幸一はいつものようにレッスンに現れた。
「じゃあ、始めて」
啓子もこれまでと変わらないつもりだった。だが、ピアノに向かう幸一が啓子の肩に触れると、もう欲望には勝てない。堪らず、幸一を抱き付き、唇を合わせてチュッ、チュッ……二人はそのまま寝室に入ると、ベッドに倒れ込んだ。
「幸一君……」
「先生……」
チュッ、チュッ、チュッパッ、チュッパッ……ペニスが硬くなってきた幸一は服を脱ぎ捨てると、啓子の着ている物を剥ぎ取り、乳房にむしゃぶりついた。
先日は啓子にされるがままだったが、今日は違う。乳房を揉み上げ、乳首を口に含むと、啓子は「あ、あ、そんなに強く噛んだら……あ、あ、あああ……」と喘いで身を捩る。乳首は硬く尖り、肌は桜色に染まってきた。先を急ぐ幸一は体をさげると、啓子の膝裏に手を入れ、持ち上げて、股間を大きく開いた。黒々として陰毛も、それに隠された性器も幸一から丸見えになった。
「あ、いや、は、恥ずかしい……」
啓子は手で隠そうとしたが、幸一の方が速かった。顔を埋めて性器に舌を伸ばす。シャワーを浴びてないから少し臭くて、しょっぱい味がするが、気にならない。ペロペロと舐めて、割れ目が緩んだところで、舌をつぼめて中に挿し込んだ。