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日曜日の産婦人科
第4章 日曜日の診察 3回目
「宿題はしましたか?」

「......はい。。」

3回目の、日曜日の受診。
私はまたも、貴方しかいない診察室で問診を受けている。

「今日は先に胸の音を聞いておきます。上を脱いでください。」

聴診器を手にする貴方を前に、ブラウスのボタンだけ外し前を開く。

「前回、だいぶ長い時間、器具を装着しましたので、異常がないか触診もしますので下着も取ってください。」

問診を受ける診察室で、上半身裸になることに多少の抵抗はあったが、もはや何も言えるはずもなく、私はブラウスを脱ぎ、ブラジャーを外し、貴方と向き合う。

貴方は、無表情のまま、私に聴診器を当てていく。
「吸ってー、はいてー。もう一度。。。」

上に何も身に着けていない状態で聴診器を当てられるのは、それだけで異様な感じがし、
ドクン、ドクン。。。鼓動が早まる。

「体調は大丈夫ですね。では触診します。」

貴方は聴診器を外すと、更に私に近付き、おもむろに掌で私の乳房を包みこむ。
ゆっくりと揉みしだき、乳首をきゅっと摘まみながら「ここに痛みはありますか?」と私に尋ねる。

貴方からの「宿題」のせいで、敏感になっている私の身体は、この触診だけでびくんびくんと反応してしまう。

「。。。いいえ、痛みはありません。」

「大丈夫だったようですね。では内診に移りますが、その前にこれを飲んでください。」

錠剤をひとつ、渡される。

「?」

「今日の治療に必要な薬です。そこに水があります。お飲みになったら、隣の診察室へ移動してください。上はそのままで。」

貴方は先に、席を立つ。

上は、そのまま。。。?
私は言われた通り薬を飲むと、誰が見ているわけでもないのに、手で前を隠しながらこそこそと隣の診察室へと移動する。

いつもの通り、ショーツだけ脱ぎ、内診用の椅子に座ろうとすると、カーテン越しに貴方の声がかかる。

「今回は、衣服を汚してしまう恐れがありますので、下の服も脱いでください。タオルは掛けていて構いません。」

下の服も。。。
つまりは全裸で、診察台にあがるということ。
私は恥ずかしさを押し殺して、スカートを脱ぎ、バスタオルで下半身を覆って、例の椅子に座る。

「準備はできましたか?では、椅子が動きます。」
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