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日曜日の産婦人科
第2章 日曜日の診察 1回目
クスコを抜かれ、ほっとしたのも束の間、貴方は粘り気のある液体を自身の二本の指に絡ませ、私に見せつけるように顔に近づけた後、ずぶりとそれを私の中に沈みこませる。

秘肉のあらゆる場所に擦り付けるよう、貴方の二本の指が私の中で蠢く。クリトリスにも親指の腹で薬が塗り込められ、私は診察にそぐわないような声を出しそうになる。

指をゆっくり動かしながら、貴方は諭すように私に話しかける。

「生殖機能の働きを終えようとしている年代の女性が、一時的に性欲を増すのは生物として自然なことです。恥ずかしいことありません。ですが、貴女が後から後から男性を求めてしまうのは、相手との行為に満足できてないからです。相手に気を遣うあまり、自分の欲望をさらけ出すことができない。。その遠慮が複数の男に身を委ねる結果に繋がってしまうのです。」

「貴女には、男性の前でエクスタシーに達する訓練が必要です。わかりますか?セックスで、貴女自身が深く感じることが大切です。」

貴方の指に翻弄されている私は、声を抑えるのに必死で、貴方の言葉の意味を冷静に理解することができない。取り敢えず、うんうんと頷いて、やり過ごそうとする。

「自分でする分には、イケるとおっしゃってましたね。では、私の前でしてごらんなさい。これは治療で、私は医者です。私のことを考える必要はありません。自分にだけ集中して。」 

「!!!」

貴方は私の中からそっと指を抜くと、両の襞を拡げ、包皮を剥き出しにしたクリトリスに添うように私の手を導く。私の手が逃げないよう、上からそっと押さえこみ、ノーと言えない口調で私に命じる。

「さあ、やってごらんなさい。いつもしているように。」

私は半ば思考を麻痺させて、クリトリスに触れ始める。そこは、いつも以上に膨れていて、少し触れただけでジンジンと響く。クリトリスだけではない。膣全体が熱をもったように、ひくひくと感じやすくなっている。

「先生。。。熱いです。何だか、変。。カラダが、おかしい。」

「薬が効いてきましたね。大丈夫です。粘膜を守るために、より潤いやすくなるよう、先程塗った薬の効果が出てきてるのです。続けて。」

媚薬のような薬を施され、身体全体が敏感になっている。でも貴方に見られている緊張感からか、自分の指でそこに刺激を加えても、我を忘れて没頭することが、出来ない。それに、普段、私は。。。
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