この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめてでドタバタな夜と、その後のこと
第3章 アクシデントからの流れで、暴発!?


 だけど、そんな勝手な言い分を、寺井が許すはずがない。

「自分は、あんなにじっくり――今だって胸をチラ見してるくせして、ズルいと思わないの?」

 どうやら電気は消させてくれないみたい。寺井は頑なに、僕の全裸(股間)を目撃するつもりのようだ。好奇心の成せる業なのか、その心理は謎だ。

 だけど「ズルい」と言ったら、寺井だって「ズルい」んじゃない? だって等価交換とか言いながら、僕だけが全裸になる理屈はおかしいと思うのだ。

「やっぱ、電気消すからね」

 とにかく今の状況を打開しようとした僕は、照明のスイッチを目指して部屋の入口の方へ向かう。そうして、寺井の傍らを通り過ぎようとした時だった。

「コラ、逃げないで!」

「えっ――!?」

 それは、突然のアクシデントだった。

 寺井が咄嗟に引っ張ったのは、僕のパンツ。それが足元に絡んで、僕は大きくバランスを失う。

 その結果――。

「――うわっ!」

 僕はドスンと床に尻餅をつくと、そのまま大の字に倒れ込んでしまった。

/99ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ