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はじめてでドタバタな夜と、その後のこと
第3章 アクシデントからの流れで、暴発!?
そんな微かな反応が、僕の内なる衝動を強く駆り立てる。もっと声を出させたい、感じさせたいと、強く感じたのだ。
そのためには寄せた胸の頂点に位置する、ふたつの突起。その部分への愛撫が、必要不可欠だと思った。
よくいうピンク色とは少し違って、少しオレンジ色が混ざったような綺麗な色だった。気のせいか触る前より、ほんの少し赤味が差した気もする。少し淡い乳輪は整った円を描く。胸のサイズにあった、小粒な乳首だと思えた。
ツンと立っている乳頭。それに触れた時に、寺井はどんな反応をするのだろう?
快感に悶える寺井の姿を想像して、僕はまた喉を鳴らす。見つめた乳首は、その敏感さをまるで隠そうとしていない。必ず感じるはずだと直感している。
変わらず揉み続ける両手の動きをすっと緩め、両胸とも同じように同時に、中指と人差し指の間で、ふたつの乳首をすっと微かに挟みつけた。
「!」
瞬間、寺井はなにかに堪えるように。それでも、堪え切れなかったものか。
「――ああっ!」
肩口を震わせながら、一段と高い声を発した。
僕はより明確に、今度は親指と人差し指で、寺井の敏感なかわいらしい乳首を、くっと摘まむ。それから指の腹で、微弱に何度も弾き続けた。
「やっ……そんな」
「て、寺井……これ、気持ちいいいの?」
「ば、ばかぁ……そんなこと、聞くな」
僕はそうして暫く、寺井の胸の柔らかさを堪能。小さな膨らみの頂で、存在をアピールしているかのような、突起した乳首にも触れた。明らかに普段と違う寺井の反応を見て、僕は一層に興奮を高めた。
「うっ……」
次に不覚にも声を上げたのは、僕の方である。