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はじめてでドタバタな夜と、その後のこと
第6章 予期せぬオマケと、それからの日常とは?
僕を果てさせることに、全力を尽くすような彼女の姿に、僕はもうこの身に受けている快感の量を推し量れなくなった。
「ううっ――ああっ!」
突然、訪れた強烈な波に驚き、僕は両手で寺井の肩を押した。
――ジュブリ!
その勢いで口から飛び出した肉棒が、急激に水を送られたホースのように、のたうち激しく踊った。
直後に、ドビュン! その先端から、もの凄い一撃を宙に弾けさせた。
その後も続けさまに、ドック、ドックと撃ち尽くしてゆく。
今日で、三度目にして、おそらく最大量の放出。それが完全に鎮まるまで、僕は快感でこの身を震わせるのである。
そうして目を開き、ようやく寺井を顔を合わせた時に。
「あーあ、湯船汚しちゃった」
僕から発射された精液の大半は、寺井の胸元に飛び散り、そのまま膨らみを伝ってお湯の中に流れ落ちていった。寺井の頬にも、僅かかすめた跡が残る。
「何度も、申し訳ない……」
またしても身体を汚してしまったことを詫びる僕に、寺井はにこやかに笑いかけた。
「そうじゃなくて。ちゃんと、口で受け止めてあげたのに」
「え?」
「平気だよ。ほら」
寺井はそう言うと、また白濁の液が滴る先端を、ちゅぷりと口に含むのだった。
そんな寺井のことを、僕は天使のようだと感じる。