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戦場に響く鈴の音
第15章 陵辱
こんな強姦紛いのやり方は女には苦痛にしかならないとわかってて俺はその行為を遂行する。
全ては鈴の為に…。
秀幸と並ぶ力を手に入れるには、彩里を孕ませて俺が黒崎だと認めさせる他、路がない。
半勃ちの魔羅を彩里の乾いた股間に押し付ける。
「いやぁ…、止めてぇ…。」
赤毛を振り乱す彩里が泣き叫ぶ。
「うるせえよ。黙ってろと言ったろ?お前は俺の嫁なんだよ。ただでさえ萎える女なのだから、夫の為に床くらい用意して大人しく待ってるくらいの可愛げくらい見せろよ。」
魔羅が彩里の身体を引き裂くように侵入する。
全く濡れてないくせに、ガバガバで嫌になる。
「ヒィィッ!?」
激痛に彩里の身体が壁の上で跳ね回る。
不細工な、まな板の鯉を見てる気分にしかならない。
『神路…。』
鈴の囁き声がする。
「いやぁっ!いやぁっ!」
喚き続ける声もする。
頭の中が混乱して、彩里を見ずに目を閉じる。
『神路…。』
幼子が俺に向かって手を伸ばす。
麗しき瞳を輝かせて、妖艶なまでに艶やかな唇が淫猥に開き、紅い小さな舌を覗かせる。
「鈴…。」
鈴との繋がりを求める俺の魔羅が勃起する。
鈴を抱きたくて堪らない。
細い腕…。
艷めく白い肌…。
『あんっ…。』
俺が触れるだけで零れる美しい喘ぎ…。
背筋がゾクゾクして得も言えぬ快感が俺を襲う。
鈴に触れたい…。
鈴だけが俺を感じさせる。
嫌がる彩里を壁に押し付けたまま、俺は愛おしい鈴を抱いてる妄想の中で射精する。
萎えた俺のものが彩里から抜ければ、彩里の太腿には血が混じる白濁液が滴り落ちる。
「うぅ…。」
両手で自分の顔を覆い、泣き出した彩里を解放する。