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戦場に響く鈴の音
第16章 意地
今宵の宴は終わった。
今日、俺がやるべき事はもう無い。
なのに部屋に戻るなり、鈴が俺を布団に押し倒す。
「神路も…、こんなに固くなってる。」
着物の合わせを開き、勃起する魔羅を見つけ次第に鈴が小さな手で握りしゃぶり出す。
「飯はたらふく食ったくせに…。」
ガッツく仔猫に笑いが込み上げる。
賢い猫は美しい笑みを浮かべ、どうすれば俺が悦ぶのかを知ってるぞと言わんばかりに股間の竿を卑猥な舌で舐め上げる。
「鈴に…、こうして欲しかったのだろ?」
魔羅を丁寧にしゃぶり上げる鈴の着物を脱がせる。
靱やかで綺麗な白い裸体が波打つように畝る。
鈴の口による魔羅への愛撫が俺の射精感を湧き立たせる。
「こっちに来い…、鈴…。」
イカされたら堪らないと鈴を膝の上へと座らせる。
「もう、いいのか?」
鈴が舌なめずりをして聞いて来る。
「イクならお前の中がいいからな。」
鈴の身体を抱えるようにして手を脇下へ差し込み、両手の親指で両方の乳首を撫でてやる。
「んっんっ…、そこは…宴中もいっぱい触ったのに…。」
少し拗ねた声で文句を言う鈴が俺の着物の帯紐を解いてから着物を脱がせるように開く。
「鈴の小さな乳首は、俺が触るとすぐにコリコリと固くなる。」
「あんっ…だって…、きもち…いぃから…。」
快楽に眼を細めて恍惚とした表情を浮かべる鈴がゆったりとした仕草で見上げて来る。
「こっちも…気持ち良くなりたいのか?」
脇下から腰へと片方だけ手を下ろし、鈴の足の付け根あたりに指先を這わせれば
「鈴がおかしくなるほど…神路が感じさせて…。」
と可愛らしい唇がお強請りの言葉を吐く。