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戦場に響く鈴の音
第26章 軍議
妻を直愛に寝盗られているなどと噂が立てば、黒崎の恥だと思ってやがる。
「噂くらい…、どうって事ねえよ。どうせ俺は鈴しか愛せないからな。」
「鈴が黒崎の子を産めれば…。」
「今は無理だ。鈴にはまだ初潮すら来てない。それに鈴の子は誰も黒崎だと認めはしない。」
「私や羽多野は認めますよ。」
「雪南が認めても、蒲江は認めないだろ?」
流石の雪南も、そこまで言えば押し黙る。
蒲江を継ぐのは次男の和希…。
和希が鈴を認めないと言えば、そこで全てが終わる。
「和希如きに私の黒崎様を侮辱などさせない。」
兄を兄と思わない雪南がとんでもない事を口走る。
天音では雪が止む日がなくなった。
本来なら静寂に包まれる屋敷になるはずが、日が沈むまで鈴の音だけが鳴り響く。
黙ったまま俺は道場へ向かう。
やるべき事が多い。
雪南もわかってて、俺の為に働く。
毎日が同じ事の繰り返し…。
朝になれば離宮へ行き、彩里の独り悦がりなオナニーを眺めては道場へと行く。
そして夜には愛おしい女と抱き合ってから眠る。
「鈴…。少しは上達したのか?」
女の魔羅を身体の奥まで咥え込む女に問う。
「聴こえてる…くせに…。」
俺に跨る鈴が靱やかな身体を俺の方へと擦り寄せる。
胸と尻に肉が付き、細かった腰が更に引き締まり綺麗な曲線を見せる身体を撫でて抱き寄せる。
「んっ…。」
敏感な鈴が唇を震わせる。
「イキそうか?」
「奥に…擦れて…あぁっ…。」
滑らかな白い肌に赤みが差す。
はぁはぁと吐息を繰り返す鈴が口付けをする。
「鈴の…クリに…あんっ…神路が…当たるの…。」
膣を痙攣させながら、まだ股間を俺に押し付けて欲しい快感を鈴が貪欲に貪る。