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戦場に響く鈴の音
第33章 悪夢
朝っぱらから屋敷中に響くと、鈴の顔だけをこちらに向けさせて、その口を口で塞ぐ。
「ング…ングァ…。」
全身で快感を貪る鈴が身体を震わせる。
ヌルヌルとしたクリトリスを責める手を止めれば、イヤイヤと首を横に振りやがる。
締め付けがキツい…。
こっちがもたないとか思う。
膣が畝り、痙攣を繰り返す。
「やぁ…、イッたの…、待って…。」
「待って良いのか?」
「やだぁ…、あぁん…。」
どちらにしても嫌だと言う。
「鈴…。」
「来るっ!ねえ…、出ちゃう…、漏れちゃう…。」
派手に潮を拭きはしないがダラダラと鈴の太腿へと暖かな愛液が流れ落ちる。
「男の魔羅を咥えてお漏らしか?やらしい女子だな。」
「だって…、あぁ…。」
やり過ぎれば鈴が意識を失う。
程々で中出しをしてから、暫くは鈴を寝かせてやる。
トロンと眠そうな瞳が俺を見る。
頬に口付けをしてやれば鈴が眠る。
適当な着物を着てから鈴にも着物を着せてやる。
寝たままの鈴を抱き上げて、部屋を出る。
「おはようございます。」
冷たい声が俺を呼び止める。
「先ずは風呂、それが済んだら飯だと多栄に言っておけ。」
「御意…。」
何か言いたげな雪南が俺を見る。
「どうした?」
「神へ、鈴も連れて行くならば…。」
そろそろ天音を出るべきだと雪南が言う。
当初の予定では梅雨が明けてからのはずだった。
だが、来週には鈴に月の障りが来るかもしれないと雪南が警戒している。
夏には神国大祭が始まる。
それまでに神へは入らねばならない。
今までの鈴とは違う。
馬での移動など月の障りが来れば不可能となるのだから、早めに出るべきだと雪南が言う。