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戦場に響く鈴の音
第33章 悪夢
俺は鈴が孕む可能性に賭けた。
流石に子を孕めば鈴も大人しく留守番をすると思っていた。
だが、世の中はそんな簡単にはいかないと雪南が呆れた顔をする。
「わかった。明日には天音を出る。」
「先ずは天太へ…。」
「ああ…、そうだな。」
「それでは…。」
雪南との打ち合わせを済ませ風呂に行き鈴を起こす。
「起きろ…、風呂に入って飯を食ったら色々と忙しいぞ。」
そう言ってやったところで
「ふむふむ…。」
と生返事をする鈴はユラユラと揺らめく幽霊のようにしか立ってはくれない。
「駄目だ、こりゃ…。」
いつまでも寝ぼけたままの女房の着物を脱がせて風呂に入る。
湯船の前まで連れて行き、ひとまずは頭から湯を掛けてやる。
「ぷはっ…、溺れる…。」
少しは目が覚めた鈴が俺を睨む。
「風呂で溺れはせぬ。」
「神路はいきなり過ぎる。」
「前にも言ったが、本当ならお前が俺を洗うんだよ。」
何故か俺が鈴を洗う。
「ほら、脚を開け…。」
「神路の助平…。」
「俺が出したものがそのままでも良いのか?」
「良くはないけど…、加減をしてよ。」
「加減とか出来ぬ。」
鈴の股間を開かせて、股間の花弁を指先で広げる。
そこへ湯を流してやるだけで
「んん…。」
と鈴が艶めいた声を出す。
膣へ指をゆっくりと押し込めて広げてやる。
「んはぁ…。」
「いちいち反応するな…。」
「だってぇ…。」
モゾモゾと身体を揺らし吐息を鈴が吐く。
そのまま中のものを掻き出すように膣内の肉壁を押せば
「あ…、そこ…イッちゃう…。」
とか言いやがる。