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戦場に響く鈴の音
第5章 一夜
指先に神経を集中する。
雑に扱えば傷付ける。
ゆっくりと絖花の身体を探ってく。
「ん…。」
俺の魔羅を舐める絖花が小さな声を出す。
柔らかい豆が膨らみ指先に当たる。
「これ…、好きか?」
女の陰核…。
男の魔羅の先と感じる快感は同じだと胡蝶から教わった。
「そこ…。」
涎を流し、溶けた顔をする絖花が俺に強請る。
「舐めてやろうか?」
「舐めなくていい…。」
「胡蝶は吸って舐めてやるとすげー悦ぶぞ。」
「胡蝶姐さんのを舐めてあげるのっ!?」
絖花が目を大きくする。
毎日、花魁のぼぼは色々な男を咥え込む。
風呂は贅沢だと水洗いしかしない身体…。
始めの頃は胡蝶も汚れてるからと俺が舐める事を嫌がった。
「舐められないものに俺だけが挿れたいとか言わねーよ。」
胡蝶が納得した言葉を絖花にも言う。
「どうしたらいい?」
「着物を託し上げて俺の前に立つだけ…。」
胡蝶がするように絖花にも同じ姿勢を取らせる。
格子が付いた窓の前に立たせる。
加濃じゃ格子に胡蝶の爪痕が残ってる。
「少し…、我慢しろよ。」
絖花の股間に口付けをする。
絖花は胡蝶よりも毛が多い。
指先でそれを掻き分けて瀞みの付いた花を開く。
「くふん…。」
意外と可愛い声を出す。
もっと鳴かせてやりたいと漢の欲望が擡げる。
花弁を開けば山型のヒダがある。
その頂点…。
皮を被る小さな丸い肉豆を唇で軽く喰む。
「やっ…。」
いきなりの刺激に驚いた絖花の身体が強張り、格子に掛けた手を強く握り締める。
そうやって絖花が力を込めれば膣がキュッと固く口を閉じる。
怖い女だ…。
下手に魔羅を挿れれば喰い千切られるかもとか勝手な想像をする自分に笑いたくなる。