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戦場に響く鈴の音
第5章 一夜



「何よ?何かおかしいの?」


顔を真っ赤にする絖花が拗ねた声を出す。


「別に…。」

「胡蝶姐さんとは違うから変だと思ってるの?」


胡蝶の事を思い出す俺の考えが見抜かれてる。

本当に怖い女だと思う。

花魁に落ちなければ、何処かの商人の馬鹿息子の尻を叩ける良い女房にでもなってただろう。


「今は絖花が女房だ。」


今夜、絖花を買ったのは俺だ。

僅かな快楽で自分達の不幸な境遇を忘れる。

胡蝶と俺の関係はそうやって成り立つ。

絖花にもそんな時間を与えてやりたい。

たった一晩だとしても。

絖花の股間に顔を埋め、包皮に包まれる芯を吸う。


「主様っ!」


絖花が背を仰け反らせて叫ぶ。

月明かりに照らされる若く引き締まった女の身体を持つ絖花を美しいと感じる。

吸い上げた蕾を舌先で転がすだけで絖花が歓喜の声を張り上げる。


「いやぁ…、あぁ…主様…、おかしくなる。」


内腿に溶け出す蜜が流れ落ちる。

膣が何度も口を開いては閉じるという痙攣を繰り返す中で俺は絖花への愛撫を緩めない。

ぼぼを舐め、尻を撫で、張り詰めた胸を握る。


「もう…、許して…。」


全身をガクガクと震わせる絖花が懇願する。


「もう、良いのか?」


乳首だけを摘んで股間の愛撫を止めてやる。


「もう…、充分…。主様はそこに寝て…。」


俺の着物を帯を解き、絖花が座敷の隅に敷かれた布団に俺を寝かせる。

完全に着物が着崩れて半裸を晒す絖花が俺の股座(またぐら)に跨ると、ゆっくりと腰を下ろす。

俺の魔羅は完全に蕩けた蜜壷の中へと引き込まれる。


「あぁ…。」


甘い吐息を絖花が吐く。

濡れやすい絖花の中は確かに狭いが違和感なく俺の魔羅が収まってく。


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