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戦場に響く鈴の音
第7章 士気
「雪南殿からの連絡を待ちます。」
小姓とイチャつくだけの馬鹿大将に裏切られた直愛は幽霊のようにフラフラとして天幕から出て行く。
「良いのか?神路…。」
鈴が直愛の心配をする。
「鈴は直愛に居て欲しかったのか?」
俺以外の男の心配をするとかムカつく。
「直愛は神路の心配をしてるのだぞ。」
「じゃあ、直愛の前でこういう事して見せるか?」
鈴の口を俺の口で塞ぎ、着物の身八つ口から手を入れる。
「ん…。」
ほんの少し乳首に俺の指先が触れるだけで鈴は頬を紅く染めて全身の力を抜き俺に甘える仕草をする。
鈴が生意気な時はこうやって躾する。
「神路…。」
乳首を弄られるだけで鈴は溶けた顔で俺を見る。
「直愛にその顔を見せたいのか?」
「鈴は神路だけが居ればいい…。」
「よく出来ました。」
鈴の頬に口付けをして、しばらくは鈴の乳首で遊ぶ。
別にこれ以上はしない。
鈴は乳首だけでハァハァと荒い息をして必死に俺にしがみつくから可愛くて堪らない。
「んぁ…。」
「お前、本当にエロガキだな。」
時々、肌蹴た胸元も舐めてやる。
鈴の右の乳首の上には俺が吸って付けた印がある。
そのまま乳首を吸い上げれば鈴が
「あんっ…。」
と女のような声を出す。
「静かにしないと兵に聞こえるぞ。」
「だって…。」
「なら、おしまい。」
「もっと…。」
「駄目…、続きは夜。算盤を終わらせるのが先だ。」
最近の鈴は床で悶えてから眠る。
それが、ヤバいくらいに可愛くて俺の理性がおかしくなる。
そのうちに欲求不満になりそうな俺…。
それから1週間もすれば軍は有り得ないほどピリピリとした空気に包まれる事になった。