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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第2章 誘い込まれた少女たち
「あの、私たち未成年なので、そういうのは親の許可を取ってからじゃないと」
なのでいったん帰らないと...と震える声で言った詠美に、美奈緒は心の中で拍手を送った。
「ああ...そうだね。すまんね、気が早ってしまって」
桐生は頭をかき、少女たちは安堵の息をついた。
「じゃあ、帰る前にうちの主な仕事内容や所属してる女優なんかを説明しておこう。君たちも親御さんに説明できないと困るだろう?」
桐生は立ち上がると、美奈緒たちが入ってきたのとは逆方向にあるドアへと二人を促した。
そちらに映像資料などを閲覧できる部屋があるという。
「ついていって大丈夫かな...?」
「大丈夫よミナ、見るだけ見て、早く帰ろう」
小声で相談し、二人は桐生の後に続いた。
ドアの向こうには細い廊下が伸びていた。
突き当たりのドアを開けると談話室のような場所に出て、さらにそこから衣装部屋のような空間と控え室らしき殺風景な空間を抜ける。
どうやら、事務所はかなり奥行きのある作りのようだ。
(...ってことは、私たち、奥へ奥へと連れ込まれてるってこと...?)