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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第7章 詠美の『仕込み』の再開
その言葉を合図に、部屋の空気が変わるのがわかった。

高崎は無言のままピリピリと鋭い気配をまとい、無邪気に笑っていたアイナはその笑みを含みのある艶やかなものへと変える。

高崎だけでなく、アイナも仕事モードに入ったのだ。

桐生は変化を感じ取って怯える詠美の髪を撫でながらアイナを手招きした。

「さ、ベッドに行こうねエイミちゃん」

アイナは心得た様子で詠美の手を取り、ベッドへと導く。

詠美は知らない少女にエスコートされることに戸惑いながらも、大人しく彼女に従った。

美奈緒と同じく、詠美も今さらここから逃げ出すことはできないと思っているのだろう。

「お前の仕事はこれだ」

所在なく立っていた美奈緒の目の前に、高崎がハンディカメラを差し出してきた。

すでに電源が入った状態で、小さな液晶モニターには無造作にレンズが向いた先の部屋の様子が映し出されている。

「えっ...」

困惑しながら受け取った美奈緒に、桐生が「それで詠美を撮影するフリをするんだ」と説明した。

「おじさんたちが詠美の相手をしてる間、手持ち無沙汰だろう?せっかくそんな格好をしてるのに見学してるだけじゃ、絵面的にもつまらないしね」

それに友達に撮影されてると思うと、詠美も興奮するんじゃないか?と男は笑いながら、美奈緒をベッドの前に立たせた。

アイナと共にベッドに上がった詠美が、カメラを構えた美奈緒に気付く。

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