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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第2章 誘い込まれた少女たち
ベッドの横には、20代半ばくらいの、背の高い男が一人立っていた。
黒髪をオールバックにして黒いスーツを着ている。
整ってはいるが冷たい印象の顔立ちの男は、桐生に向かって無言で小さく頭を下げた。
「紹介しよう、うちの社員の高崎だ。高崎、無線で聞いたとは思うが今日のお客さんは急遽二人になった。失礼のないようにもてなしてくれ」
高崎はまた無言で頷く。
あの、と口を挟もうとした美奈緒の後ろで、音を立ててドアが閉まった。
外からガチャガチャと鍵をかける音がする。
(閉じ込められた...?)
巨大なベッドが存在感を放つ、この薄暗い部屋に。
美奈緒は頭が真っ白になりそうだった。
見れば、詠美も顔色をなくして凍りついている。
この状況は...まずいのではないか?
でも、そんなこと現実にあるわけ...