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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第13章 エピローグ
「詠美...私のこと怒ってないの?」
おそるおそる尋ねると、詠美は疲れたように首を振った。
「怒ってないよ。ミナがいてくれなかったら、たぶんもっと怖くて...どうなってたかわかんないし」
詠美の声はどこまでも淡々としていて、まるで感情が抜け落ちてしまったようだった。
実際、感情を手放さなければ壊れてしまいそうなほど、過酷な出来事の連続だったのだ。
美奈緒は虚ろな目をした親友を、痛ましさと後ろめたさの混ざった気持ちで見つめた。
「あのね、撮ったビデオ、私が嫌なら販売はしないで社長さんの秘蔵コレクションにしてくれるって。よく撮れてて気に入ったから、それでもいいって...。
あ、あと、お金はちゃんと払うからって言ってた」
詠美がぽつりぽつりと話す。
「ミナはどうするの?」
「ん...どうしようかな」
「もしかして、このままここの女優になろうと思ってる?」
言い当てられ、美奈緒は一瞬言葉に詰まった。
おそるおそる尋ねると、詠美は疲れたように首を振った。
「怒ってないよ。ミナがいてくれなかったら、たぶんもっと怖くて...どうなってたかわかんないし」
詠美の声はどこまでも淡々としていて、まるで感情が抜け落ちてしまったようだった。
実際、感情を手放さなければ壊れてしまいそうなほど、過酷な出来事の連続だったのだ。
美奈緒は虚ろな目をした親友を、痛ましさと後ろめたさの混ざった気持ちで見つめた。
「あのね、撮ったビデオ、私が嫌なら販売はしないで社長さんの秘蔵コレクションにしてくれるって。よく撮れてて気に入ったから、それでもいいって...。
あ、あと、お金はちゃんと払うからって言ってた」
詠美がぽつりぽつりと話す。
「ミナはどうするの?」
「ん...どうしようかな」
「もしかして、このままここの女優になろうと思ってる?」
言い当てられ、美奈緒は一瞬言葉に詰まった。