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第2章 誘い込まれた少女たち

美奈緒は画面に釘付けになっていた視線を、横にいる男に向けた。

画面の中でユリという少女を犯していた男がそこにいた。

もう一人、ユリが抵抗できないように押さえていた男は、今詠美の隣りに座っている。

そして、桐生と高崎が少女を犯していたのはーーーここだ。

この部屋の、このベッドの上。


今美奈緒たちが座っている、まさにこの場所。

「この子はオナニーもしたことがないような無知な子でね。
でも一から性感を教え込んで、中イキできるまで半日ちょいだ。
もともとそういう素質がある子を選んで連れてきてるしね。
まあ、中イキできてもデビューを辞退しちゃう子も多くて、ユリも結局デビューはしなかったよ。
うちとしては、この『仕込み』のVだけでも金になるからいいんだけどね」

「今の映像も、商品なんですか...？」

「もちろん。何も知らない女の子が快楽に溺れてイキまくるVなんて、世の変態たちに高く売れないわけがない」

桐生の手が、美奈緒のスカートの太ももの上に置かれた。