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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第2章 誘い込まれた少女たち
「だから君たちも、デビューしなくてもいいから『仕込み』だけでも受けてみないかい?悪いようにはしないよ」
する、と男の熱い手が太ももの上をすべる。
美奈緒はその感触に、ビクンと身体を震わせた。
(この人たち、最初からそれが目的で私たちを...)
このままでは、自分も詠美もこの男たちに『仕込み』と称してレイプされ、その映像を記録されたあげく、それを商品として売り出されてしまうのだ。
リツカが書く小説の主人公だって、そこまで酷い目にはなかなか合わないだろう。
リツカもまさか、自分が送り込んだ後輩たちがそんな目に合うとは思いもしなかっただろうが...。
(でも本当に...そんなことが、私の身に起ころうとしてるの...?)
ゾクゾクっと、背筋を震えが駆け抜ける。
この部屋に連れ込まれたときから、美奈緒は自分を襲うその震えが、当然恐怖から来るものだと思っていた。
けれど、画面の中で犯される少女を眺めているうちに、自分が感じているのは恐怖だけではないと気付いてしまった。
この震えは...愉悦。
そして...期待。
自分と、そして親友を待ち受ける陵辱に対する...。