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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第4章 あどけない花は散り
目覚めて早々、悶々と自分の世界に入っていた美奈緒が、ようやく部屋の中に響く物音に気付いたのはその時だった。
パン、パン、という手を叩くような音、男の話し声、細く高いすすり泣き…。
(え…?)
美奈緒はベッドに横たわったまま、物音の出どころを探して首を巡らせ、隣りのベッドに人間の姿を発見した。
(あの人…)
まず最初に目に入ったのは、中年男ーーー美奈緒たちをこの部屋に誘い込んだ本人、ここ『アイアンウィンド』の社長、桐生の背中だった。
着ていたスーツをすべて脱ぎ、全裸になっている。
その裸の尻が不気味な踊りを踊るようにリズムよく前後に揺れ動き、その動きに合わせてパン、パン、という音が小気味よく響き渡る。
(何の音だろう?)
男の裸の腰の辺りに、男の動きに合わせて揺れている別の人間の足があった。
肉付きのいい、白い足。
桐生はそのむっちりとした両太ももを両手で持って腰を揺らしている。
パン、パン、という手を叩くような音、男の話し声、細く高いすすり泣き…。
(え…?)
美奈緒はベッドに横たわったまま、物音の出どころを探して首を巡らせ、隣りのベッドに人間の姿を発見した。
(あの人…)
まず最初に目に入ったのは、中年男ーーー美奈緒たちをこの部屋に誘い込んだ本人、ここ『アイアンウィンド』の社長、桐生の背中だった。
着ていたスーツをすべて脱ぎ、全裸になっている。
その裸の尻が不気味な踊りを踊るようにリズムよく前後に揺れ動き、その動きに合わせてパン、パン、という音が小気味よく響き渡る。
(何の音だろう?)
男の裸の腰の辺りに、男の動きに合わせて揺れている別の人間の足があった。
肉付きのいい、白い足。
桐生はそのむっちりとした両太ももを両手で持って腰を揺らしている。