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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第4章 あどけない花は散り
(詠美…すごい…わたし、わたし…)

ついに耐えきれず、美奈緒は自分の下半身へと手を伸ばした。

(詠美のココに…あの人のが…)

恐る恐る自分の濡れた泉へと指を潜り込ませる。

しかし少女の細い指では男の太い屹立の感触を味わうには程遠く、長さも足りないため感じる場所に触れることも出来ない。

美奈緒がもどかしさに身を捩った、そのとき。


「おはよう、美奈緒」


自分に掛けられた声に、美奈緒はビクッと身体を跳ねさせた。

向こうのベッドから、桐生がにこにことこちらに笑いかけている。

「あ…」

まさか今の、自分で自分の身体をまさぐる行為を見られたのかと動揺した美奈緒だったが、ブランケットにくるまっていたおかげでそれには気付かれずに済んだらしい。

美奈緒がたった今目覚めたと思っている様子の桐生は、機嫌よく言葉を続けた。

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