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第4章 あどけない花は散り

「美奈緒の方を向いて、おじさんの足の間に腰掛けなさい」

「え…？」

桐生の足の間には、先程詠美を犯した形のまま、未だ反り返って力をみなぎらせている男根がある。

まさか、と顔を引きつらせた詠美に、男はそのまさかだと微笑んだ。

「自分で挿れながら座るんだ」

「や…できません…！」

「やりなさい」

有無を言わせぬ口調で命じられ、詠美は泣きそうな顔で美奈緒を見た。

(詠美…)

けれど、美奈緒にはどうしてやることもできない。

詠美は美奈緒の視線から逃げるように俯き、男の中心に向かって尻を落とし始めた。

「そのままじゃ入らないぞ、もっと手を使え」

詠美は男に言われた通りに自分の尻を掴み、秘所を広げるようにしながらそこに男の欲望を迎え入れた。

「あ…あ…はああ…」

ゆっくりゆっくりと欲望を飲み込み、やがて詠美の尻が男の腿に触れ、詠美は完全に男の膝に座るような形になった。

「よし、全部入ったな。上手だぞ」

桐生は言って、詠美の腿の下に手を入れぐいっと足を上げさせた。

「ひっ…！？」