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本日も中出し日和
第4章 番外編①初体験にて
「スーホくん、痛い」


 私は素直にそう言った。
 スーホのいかつい顔が、途端に優しくなる。


「痛い?やめとく?」

「痛くないように挿れてほしいねん」

「………。」


 スーホは処女を抱くのは初めてだったから、どうしていいか分からなかった。
 考えあぐねた末、こう言った。


「ナマでヤッたらゴムのぶんの厚みが減るから、痛くないかも」


 スーホはあくまで真剣だった。
 私は再度、サトシとヒデミの顔を思い浮かべた。


「妊娠したらどうするん?」

「大丈夫やって、今までデキたことないもん」


 私は悩んだ。
 腹が立つほど痛い。
 だが、妊娠は怖い。


 天秤にかけて、私は愚者の道を選んだ。
 

「もし妊娠したら結婚してくれるん?」


 スーホは一瞬身構えていた。
 高3に結婚なんて重すぎるだろう。
 だが、スーホは意外にも頷いた。


「ええよ。ちゃんと就職も決まってるし。
 デキひんようには気つけるけど」


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