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本日も中出し日和
第8章 寝室にて②※観覧注意
 一方ダンナは「フー」と深くため息をつくと、ゴソゴソとズボンを穿いて「疲れた」と呟き、「寝よ」と言って立ち上がり、一番向こうの布団まで移動し…
 ドサッと寝そべり、バサッと毛布を被った。

 …のが、音と気配で分かった。


 


 …えっ
 …顔射するだけして放置…?




 私は小さい声で「う、うう…ダ、ダンナ…?」と声を掛けた。
 口を開くと嫌でも精液が口の中に流れてくる。
 今はダンナの精液など味わいたくもない。
 一番向こうから「なんやねん」と冷たい返答。

「ダンナお前…顔これ…どうしてくれんねんな…?」

 私の問いに、ダンナは返事しなかった。
 変わりに何かがボコッと頭に当たった。
 
「イテッ」

 掴みあげると、ティッシュ箱のようだった。




 信じられない…。




 私は地獄のような…烈火のような怒りを覚えながら、自分でティッシュを引き抜き、汚れた顔を拭いた。
 前髪までベタベタ汚れてしまい、これではシャワーを浴びる他ないだろう。
 仕方なく起き上がり、寒い中シャワーを浴びて顔と髪を洗った。
 ドライヤーなど近所迷惑だからできるはずがない。
 寒い…寒すぎる…。


 私は体が震えるほど腹が立っていた。



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