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本日も中出し日和
第9章 ラブホにて
サイ●リヤで食事を済ませた私達は、病院近くのコインパーキングに停めていた車に乗り込んだ。
ダンナは食事中もご機嫌ナナメで、何を話しかけても「おー」か「あー」か「知らんし」しか言わなかった。
今日はせっかくのデート…
ランチのあとタピオカに並んだり、ウィンドウショッピングとかしたかったのに。
ため息つく私の横で、ダンナは車内用のアイコスを吸いながらケータイをいじっている。
会話はない。
「あ…そうや、帰りにスーパー寄ってや。
明日の弁当のオカズ買いたいねん」
私が声を掛けると、ようやくダンナはケータイをポケットに突っ込み、シートベルトを締めた。
発進。
「時間あるか分からん。あとでチャリで行けや」
時計を見る。まだ正午前だ。
家まで30分かからないのに。
「は…?なんなん、なんで時間ないん?どっか寄るん?」
「ホテル行くからや」
一瞬、何を言ってるのか分からなかった。
「は?」
「ホテルじゃホテル」
「ホテルって…ラブホのこと?」
「それ以外なにがあんねん」
「今からラブホ行くん?なんで?」
「やかましなぁ〜!
なんか分からんけど今日のお前が可愛いすぎるからやろ、もう黙っとけや」
よく見たらダンナの口元がニヤついている。
私は30歳のいい年こいたババアだが、突然ダンナに可愛いと言われて、喜ばないはずがない。
ダンナは食事中もご機嫌ナナメで、何を話しかけても「おー」か「あー」か「知らんし」しか言わなかった。
今日はせっかくのデート…
ランチのあとタピオカに並んだり、ウィンドウショッピングとかしたかったのに。
ため息つく私の横で、ダンナは車内用のアイコスを吸いながらケータイをいじっている。
会話はない。
「あ…そうや、帰りにスーパー寄ってや。
明日の弁当のオカズ買いたいねん」
私が声を掛けると、ようやくダンナはケータイをポケットに突っ込み、シートベルトを締めた。
発進。
「時間あるか分からん。あとでチャリで行けや」
時計を見る。まだ正午前だ。
家まで30分かからないのに。
「は…?なんなん、なんで時間ないん?どっか寄るん?」
「ホテル行くからや」
一瞬、何を言ってるのか分からなかった。
「は?」
「ホテルじゃホテル」
「ホテルって…ラブホのこと?」
「それ以外なにがあんねん」
「今からラブホ行くん?なんで?」
「やかましなぁ〜!
なんか分からんけど今日のお前が可愛いすぎるからやろ、もう黙っとけや」
よく見たらダンナの口元がニヤついている。
私は30歳のいい年こいたババアだが、突然ダンナに可愛いと言われて、喜ばないはずがない。