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本日も中出し日和
第9章 ラブホにて
 コクリと頷くと、ダンナがフッと笑った。


「かわいいやん」


 そう言われた私は、自分がナニワのオカンであることを完全に忘却し、途端に「ダンナしゅきぃ…」モードになった。



 ダンナは私を洗面台のフチに座らせると、足を左右に開かせた。
 そして割れ目にグリグリと、いつの間にかフル勃起していたちんちんを押し当ててきた。
 

「んっ…」


 先端がクリトリスに当たるたび、ビリビリと快感が走る。
 思わず俯く私に、ダンナが言った。


「これ、どうしてほしい?」


 先端は愛液が溢れヌルヌルに濡れた割れ目をただ擦れるように上下するだけだ。
 差し込もうとする素振りすらない。
 

「マンズリで終わってええん?俺は別にええけど?」

 
 ダンナが私の顔を覗き込んでくる。
 相変わらず意地悪な顔だ。
 普段は何も思わないけど、こういう時だけはダンナが最高にイカして見える。
 
 私の母に「アンタのダンナ、若い頃はスーホの白い馬だったけど、今度は年々、現役時代の若い頃の無双山に似てきてるよね」と言われたりするような顔面のダンナだが、私にとっては世界一イカした男だ。
 そんなイカした男に焦らされ、私の身体はすっかり燃えてしまっていた。


「あかん…挿れて…」


 恥ずかしすぎて普段じゃ有り得ないくらい気弱な声でそう言った私を、ダンナが穴が開きそうなくらいジッと見てる。



「…挿れて?俺に命令するん?」



 笑った口元から、綺麗に並んだ歯が見えてる。
 歯並びが綺麗なのも、ダンナの好きなところだ。



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