この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
泥だらけのお姫様
第8章 泥だらけのお姫様

「みーこって誰よ! 私の夫と不倫してるのよ、夫を返して……!!」

「お客様、やめて下さい!」

 あんたより、あたしのほうが綺麗なのよ、愛されてるのよって、優祐に昔買ってもらった黄色の薔薇のワンピースやオープンハートのネックレス、高級コスメで精一杯メイクをして行った。

「何事ですか?」

「みーこってあんた?!」

「はい……っ……」

 みーこ、水原美子(みずはら みこ)は若かった。シミ一つない綺麗な肌をしていた。中古品は、どんなに綺麗にしていても、いつか捨てられる。私は恐怖を覚えて、とまらなくなった。


「このっー 泥棒猫!! あなたのせいで優祐は、優祐は……!!」

「水原さん、ごめんね。君、今日で……」

「はい。分かってます。辞めますから。ありがとうございました。安心して下さい。もう彼には会いませんから」

 みーこは冷静で、代えなどいくらでもいる、そんな口調で……。去っていく背中に腹がたって……。
/84ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ