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泥だらけのお姫様
第11章 【番外編2】最悪の再会の果て~自分であるために~
整形は何も告げずに突然した。二重整形に涙袋……優希は母さんが満足ならそれでいいよ。見た目だけを愛したわけじゃないからと……。相変わらず、毎日、朝のオムツ交換から1日は始まって……。依存……なんだと思う。けれど、それで心が安定できていて、優希の学校の学園祭でお友達と会うと、
「どれだけ可愛い女の子に告白されても断るんっすよー! お母様からもなんか言って下さいよー! それか、コイツ、ゲイなんっすかね?!」
なんてデリカシーのないことを言われた。優希は私との写真はスマホの鍵フォルダに入れ、厳重なパスワードをかけている。そりゃそうよ。優希は私のことが好きだもの。そう思いながら、
「恋愛が人生の全てではないし、いいと思った子ができたら、この子の自由だから。それにね、女の子は外見が全てじゃないわよ」
と微笑むと、優希のお母さんは美人でいいなー! という話に移り変わった。俺の親は、おかん!って感じなんだよなー。と。
そりゃ、美人でいるに決まっている。だって、毎日、好きな人と暮らしているんだもの。もう何回、肌を重ねたかも分からない。幸せな日常。こんな日々がずっと続けばいいのに……と思う。
「どれだけ可愛い女の子に告白されても断るんっすよー! お母様からもなんか言って下さいよー! それか、コイツ、ゲイなんっすかね?!」
なんてデリカシーのないことを言われた。優希は私との写真はスマホの鍵フォルダに入れ、厳重なパスワードをかけている。そりゃそうよ。優希は私のことが好きだもの。そう思いながら、
「恋愛が人生の全てではないし、いいと思った子ができたら、この子の自由だから。それにね、女の子は外見が全てじゃないわよ」
と微笑むと、優希のお母さんは美人でいいなー! という話に移り変わった。俺の親は、おかん!って感じなんだよなー。と。
そりゃ、美人でいるに決まっている。だって、毎日、好きな人と暮らしているんだもの。もう何回、肌を重ねたかも分からない。幸せな日常。こんな日々がずっと続けばいいのに……と思う。