この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人妻 玲子の白日夢 「夜の遊園地」
第6章 夜の遊園地 5 鏡の国のトイルーム
「スーツの男が部屋のドアをノックすると、中からミツバチの格好をした小柄な男が現れます。
「アリスさま。鏡の国のトイルームへようこそ!」
子供。。。?
一瞬、理性が甦ります。
目の前にのミツバチは、ハロウィーンの仮装に興じているような少年に見えました。
「あなた。。いくつ?」
「いやだなぁ、アリスさま。おとぎの国で年の話はご法度ですよ。でも、心配してくれてるんですよね、わかります。小さいから幼く見られますけど、アリスさまと遊んでも、お巡りさんに叱られる年齢ではありません。」
「そうですよ、アリスさま。僕たちアリスさまとオモチャで遊ぶの楽しみにしてたんです。さ、こちらへ!」
もうひとり、似たようなイメージのミツバチに部屋の中まで引っ張りこまれます。
気付くとスーツの男は消えていました。
アリスにミツバチなんて出てきたっけ......?
関係ないことが頭の中をよぎります。
二人のミツバチに迎えられた部屋は、暗闇の中、わずかに淡い灯りがともされていて、広さも中の様子もよくわかりません。
「アリスさま。スーツの騎士たちと戦ってお疲れになったでしよう?どうぞこちらの椅子におかけください。今、飲み物をお持ちします。」
私はすすめられるままに部屋の中央にある、大きな椅子に腰をおろします。
「鏡の国のウェルカムドリンクです。どうぞ。」
ミツバチが、今度は蜂蜜で味付けられた甘いお酒を私にすすめます。「馬車」の中で、だいぶ声を出してしまい、喉が乾いていた私は一息でそれを飲み干してしまいます。
「あ。アリスさま!そのお酒は強いので、もっとゆっくり。。。って、もう遅いですね。。いいでしょう、かえって話が早い。すぐ遊びに入れるぶん、お客さまも喜ばれるかも。。」
「しっ!」
何やらミツバチが話しています。
私は蜂蜜のお酒を飲み干してから、目の前の動きがスローモーションに変わるのを感じていました。身体がお風呂上がりのように火照っています。
「ミツバチさん。この部屋、暖房キツくない?なんだか暑い。。。」
「アリスさま。先ほど召し上がったお酒はとても美容に良いもので、身体の代謝が上がっているのです。でも、汗をおかきなので、おふきしますね。」
そういうと、1人のミツバチは私のドレスを脱がせ、もう1人のミツバチがホットタオルで身体をぬぐっていきます。
「アリスさま。鏡の国のトイルームへようこそ!」
子供。。。?
一瞬、理性が甦ります。
目の前にのミツバチは、ハロウィーンの仮装に興じているような少年に見えました。
「あなた。。いくつ?」
「いやだなぁ、アリスさま。おとぎの国で年の話はご法度ですよ。でも、心配してくれてるんですよね、わかります。小さいから幼く見られますけど、アリスさまと遊んでも、お巡りさんに叱られる年齢ではありません。」
「そうですよ、アリスさま。僕たちアリスさまとオモチャで遊ぶの楽しみにしてたんです。さ、こちらへ!」
もうひとり、似たようなイメージのミツバチに部屋の中まで引っ張りこまれます。
気付くとスーツの男は消えていました。
アリスにミツバチなんて出てきたっけ......?
関係ないことが頭の中をよぎります。
二人のミツバチに迎えられた部屋は、暗闇の中、わずかに淡い灯りがともされていて、広さも中の様子もよくわかりません。
「アリスさま。スーツの騎士たちと戦ってお疲れになったでしよう?どうぞこちらの椅子におかけください。今、飲み物をお持ちします。」
私はすすめられるままに部屋の中央にある、大きな椅子に腰をおろします。
「鏡の国のウェルカムドリンクです。どうぞ。」
ミツバチが、今度は蜂蜜で味付けられた甘いお酒を私にすすめます。「馬車」の中で、だいぶ声を出してしまい、喉が乾いていた私は一息でそれを飲み干してしまいます。
「あ。アリスさま!そのお酒は強いので、もっとゆっくり。。。って、もう遅いですね。。いいでしょう、かえって話が早い。すぐ遊びに入れるぶん、お客さまも喜ばれるかも。。」
「しっ!」
何やらミツバチが話しています。
私は蜂蜜のお酒を飲み干してから、目の前の動きがスローモーションに変わるのを感じていました。身体がお風呂上がりのように火照っています。
「ミツバチさん。この部屋、暖房キツくない?なんだか暑い。。。」
「アリスさま。先ほど召し上がったお酒はとても美容に良いもので、身体の代謝が上がっているのです。でも、汗をおかきなので、おふきしますね。」
そういうと、1人のミツバチは私のドレスを脱がせ、もう1人のミツバチがホットタオルで身体をぬぐっていきます。