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『Room 』
第10章 旅行
「やっぱり望ちゃんも参加して貰えばよかったな。」
静観していた誠がすごいことをいい始めた。
「いや、ダメだよ。なにいってんの。」
紫が慌てて食い付く。
『ククク、望がいた方が面白かったがな…。こいつ(洋平)や茜がどう思うか…』
ヨーヘイはドアにもたれ掛かり、面白そうに肩を揺らす。
「…くっ」
誠も気付いたのか、悔しそうに下を向いた。
ヨーヘイが言うには、最近、洋平は半覚醒状態になって来ている。
もしも、自分の知らないところで自分がやっている事に気づいたら、今度こそどうなるか分かったもんじゃない。
それに気づき、全員が言葉を出せないでいた。
「…今日は止めよう。」
やっと声を発したのは、千秋だった。
全員この場に居づらいのか、無言で頷き部屋から出ていく。
『つまらないな…』
ヨーヘイも小さく呟き、部屋を後にした。
静観していた誠がすごいことをいい始めた。
「いや、ダメだよ。なにいってんの。」
紫が慌てて食い付く。
『ククク、望がいた方が面白かったがな…。こいつ(洋平)や茜がどう思うか…』
ヨーヘイはドアにもたれ掛かり、面白そうに肩を揺らす。
「…くっ」
誠も気付いたのか、悔しそうに下を向いた。
ヨーヘイが言うには、最近、洋平は半覚醒状態になって来ている。
もしも、自分の知らないところで自分がやっている事に気づいたら、今度こそどうなるか分かったもんじゃない。
それに気づき、全員が言葉を出せないでいた。
「…今日は止めよう。」
やっと声を発したのは、千秋だった。
全員この場に居づらいのか、無言で頷き部屋から出ていく。
『つまらないな…』
ヨーヘイも小さく呟き、部屋を後にした。