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『Room 』
第2章 夏のイベント
〈ああっんっっ〉
〈あっあっ…あぁ〉
茂みのアチコチから甘美な声が聞こえてきた。
虫の鳴き声との共演だ。
洋平は、何を見にきたのか分かったらしく静かになった。
しばらく静かに移動していると、公衆トイレの近くで3人の男と絡んでいる女がいた。
女は酷く酔っ払っているようで、次々に男達を呑み込んでいく。
「はっああ!っほら…もっと突き立てて!」
3人もの手を借りて、自慰行為をしているかのような印象がもてる。
男達は、この女を満足させられてないようだ。
「なんだ?この女!」
「おい、ほっといてもう行かね?」
「ああ…俺もう疲れたわ…。」