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第7章 ミッション！

数分もしない間にチャイムがなった。
真理子が来たようだ。

「やぁ、来たね。」

芝浦はにこやかに出迎える。

「…」

真理子は軽く微笑み、こちらに複雑な表情を向ける。


それはそうだろう。

計画にはなかった呼び出しだ。だが、俺達兄弟には関係ない。

むしろ、真理子との約束を早めに済ましてしまえる訳だ。

「で？わたしは何をすればいいの？」

『俺の相手だ。』

ヨーヘイが真理子に近づく。

「あんた？大丈夫なの？」

疑うようにヨーヘイを見回し、鼻をならす。


『試してみればいい。』