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第1章 大学生

優子は男性の方を見ながら「はい。近くにいます。」と声をかけた。
「こんにちは。」男性は優子に笑いかける。
「こんにちは。」優子は軽く会釈した。
「本当に近くにいたんですね。」
「そうですね。お昼どうします。私お腹空いちゃった。」
「どこでもいいですよ。今日は僕がご馳走します。」
「そんなに気を使わないで下さい。ファミレスでいいんじゃないですか。」
「そうですね。それじゃそこに入りますか。」と駅に併設されているファミレスを指さした。
「はい。」優子が答える。
2人は連れ立ってファミレスに入っていった。
昼時でファミレスは混んでいたがなんとか席につくことが出来た。
「君の様な人がね。」と優子を目の前にして彼が言う。
「人は見かけによらないって言うでしょ。」と応じる優子。
「そうだね。でも今日はラッキーだ。」
「なんでですか。」
彼が小さな声で「今日だけでも君の主になれたこと。」と言う。
「はい。今日は１日よろしくお願いします。」と優子は頭を軽く下げた。
「ちょっと試しちゃおうかな。」と彼は探る様な眼差しで優子を見る。
「何をですか。」と優子が答える。
「僕の言付けを守るかどうか。」と彼。
そこにウェイトレスが注文をとりにきた。
2人はそれぞれ注文をする。
「ご指示があれば従います。」と優子が言う。
「それじゃ。これに下着を入れてきて。」と持っていたバッグから紙袋を出した。
「今ですか。」優子の服装は白いブラウスに膝上位のスカートを履いていた。
「そう。」
「上下共ですよね。」
「勿論。」
「わかりました。」優子は席を立ちトイレに向かった。
平然を装っていたが内心ドキドキしていた。
こんなに人が沢山いる中でノーブラノーパンにならなければいけないのだ。
トイレに入りブラとショーツを脱ぐと紙袋に入れた。