この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
狼に囚われた姫君の閨房録
第45章 局長命令!すみれを殺せ!!(その一)

【平助視点】
どうしちまったんだ?俺。
「すみれ……」
無我夢中で、俺は唇の間に舌を抉じ入れた。
ああ、なんて甘いんだ。
舌を絡め合う。溢れる甘露を俺は味わう。
頭の中が痺れてきた。
(ずっと、平助兄上さまとこうしたかった……)
すみれの心の声が俺の心に流れてきた。
(他の兄上さまたちは抱いてくださるのに……平助兄上さまは口づけすらなさいませんでした)
(ごめん。なんとなく、しちゃいけない気がしたんだ)
(私をお嫌いだったのではないのですね?)
(まさか!どっちかっていうと、逆で……)
(嬉しい!)
俺とすみれは絡み合って倒れ込んだ。そこは草花で編んだ褥であった。
(抱いてください。平助兄上さまのものにしてくださいませ!)
後のことは覚えていない。
俺はすみれの中に何度も攻め込み、締め付けられた。
そして、すみれの中に俺は溶け込んだ……
どうしちまったんだ?俺。
「すみれ……」
無我夢中で、俺は唇の間に舌を抉じ入れた。
ああ、なんて甘いんだ。
舌を絡め合う。溢れる甘露を俺は味わう。
頭の中が痺れてきた。
(ずっと、平助兄上さまとこうしたかった……)
すみれの心の声が俺の心に流れてきた。
(他の兄上さまたちは抱いてくださるのに……平助兄上さまは口づけすらなさいませんでした)
(ごめん。なんとなく、しちゃいけない気がしたんだ)
(私をお嫌いだったのではないのですね?)
(まさか!どっちかっていうと、逆で……)
(嬉しい!)
俺とすみれは絡み合って倒れ込んだ。そこは草花で編んだ褥であった。
(抱いてください。平助兄上さまのものにしてくださいませ!)
後のことは覚えていない。
俺はすみれの中に何度も攻め込み、締め付けられた。
そして、すみれの中に俺は溶け込んだ……

