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あなたがそれを望むなら
第3章 この手を取って
それすらもわからない鈍感な松野さん。
そんなんじゃ、いつ、どこで、どんな質の悪い男に持って行かれるかわからない。

誰かに取られるくらいなら…。

松野さんのロングスカートの中に手を差し込むと、ひんやりと冷たい素肌があらわになる。
冷えてしまった松野さんの足。
冷たいはずなのに、その感触は滑るように気持ちいい。

「や、やめて下さいっ!!佐伯さ…っ」

何とか俺の手を制止させようとするが、俺に押し倒された上に不安定な体制。
そんな状態で力が入るわけもない。

「嫌ぁぁ…」

あぁ、それでも松野さんの腕が邪魔だな…。
抵抗されればそれだけ燃えるけど、今日はあまり時間に余裕がない。

「ちっ、面倒だなぁ…」
「へ…?」

今にも泣き出しそうな表情。
怖がらせて悪いと思うけど、今からそんなに怯えられては後が保たないよ?

俺は胸元を絞めていたネクタイを外した。
するりと首から外れたネクタイ。
かっこつけてダブルノットにしたいがために長いネクタイを購入した。
それがこんなところで役に立つなんて。

「や、やめてっ!離して下さいっ!」
「ほら、暴れんなって」

松野さんの両手をネクタイで縛り上げた。
繋ぎ止める訳にはいかないが、これで幾分かは動きを制御出来ただろう。
今の状況ならこれだけで充分だ。

「痛っ、や…っ」

きつく縛り過ぎたせいで松野さんの腕の皮膚がギシッと軋んだ。
が、これぐらい強く縛らないと松野さんは暴れまくるから。

「やだっ!!お願い…、やめて…」


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