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幼稚園から始まって高校生になったなら。
第11章 インピオ2
 打ち続くディープなキスに、柚希はすっかり夢中になってしまっていた、一方で透は歯を磨いておいてよかったなどと考えていた、もしかしたらと思い柚希が来る直前にもう一度、身嗜みを整えておいたのだ。

 彼女と一緒にいるうちに自然と身形を整えることを学んだ、母親に言われるまでもなく服装をピシッとして髪形を整え(と言っても短めの坊主頭だったが)ハンカチなどのエチケットにも気を配るようになっていたのだ。

「ひゃううう、ああああっ!?はあぁぁん、はあはあっ♥♥♥あん、あんっ。ひああああっ!?ああぁぁぁぁぁーーーっっ♪♪♪♪♪♪♪♪」

 やがて唇を離した透は今度は柚希の股間へと顔を近づけ、そのままアソコをなめ始めた。

 この頃になって来ると柚希の膣も濡れるようになって来ており、おしっこの風味に混じってしょっぱいような生臭さが口の中いっぱいに広がって行く。

 一方でその体からは石鹸のいい匂いがした、柚希も柚希で来る前にお風呂に入ってきたのだろうが正直“汗の匂いが嗅ぎたい”などと考えていた透にとってはそれが少し残念だった。

「ふわあぁぁぁぁぁぁぁっ。だめだめだめだめっ。そこなめちゃあぁぁぁぁぁっ。あ、あ、あああーーーーーっっ♥♥♥♥♥」

 クンニを続けながら透は更に指でクリトリスをいじくり回し、二点責めで柚希を責める。

 柚希はこれが弱い事を透は知っていた、それだけじゃない、乳首を捏ねてつねったり、汗をかいた体で抱きしめたりするとそれだけでメチャクチャ興奮することを透は知っていたのだ。

 もっとも、それは相手が自分だからであり彼女をそういう風に開発したのも自分だ、と言う事まではまだ理解が追い付いていなかった、そこまで考えられるほど透は成熟していなかったのだ。
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