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幼稚園から始まって高校生になったなら。
第17章 インピオ4
 透が絶倫チックなのには訳があります、彼は大和民族なのです、だから生命力が一般の男性に比べて強いんですね。

 そこへ持ってきて父親からは柔道を、そして母親からは気功と言うかヨガみたいな事をやらされていたためにそれらが開花し始めたのです。

 そしてもう一つがこの日は柚希ちゃんがイキ安い日だったんです、そこへ持ってきて透が“好きだ”といったもんだから舞い上がってしまったんです(加えて恥ずかしさの余り感じてしまった、と言う)。

 つまりはそう言う事なのです。

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 その日は五月にしては暑い日だった、天気予報では六月下旬並みの気温だと言っていたがその通りで日中は二十七度近くにまで上がった。

 普通に歩いていて汗ばむ陽気だった、だから透は早くからお風呂に入っていたのだが柚希はそうではない。

「私もお風呂に入りたい」

 と言うのを無理矢理捩じ伏せて透は柚希との行為に臨んだ。

「ううっ。どうしても駄目なの・・・?」

「だめ、もし断るんだったらしばらく柚希としないからね」

「解ったよぅ・・・」

 好きな人には弱いと言うか、甘い柚希は結局は透の言いなりだ。
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