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メサイアの灯火
第5章 初めてのキス
 人一倍鋭い感性の持ち主だったメリアリアは感度もまた人一倍強かった、それがまだ未成熟とは言えどもお腹や膣周辺の性感帯を活性化させて剥き出しにしたのだ。

「ひん、ひんっ。はあはあはあっ!!ああぅっ、はあ、はんっ。はあはあはあはあっ!!」
 
(も、もうダメッ。我慢できないよおぉぉぉっ!!!)

「わ、わっ!?メリー・・・!!」

「ハアハアッ。蒼太、蒼太あぁぁぁぁぁっ❤❤❤」

 ついに限界に達したメリアリアは自ら少年にしがみ付くと両脚を僅かに開き、腰全体を大きくグラインドさせるようにして股間をオチンチンに擦り付け始めた。

「ハアハアッ、ひゃあぁぁぁっ!?ひん、あん、ハアハアッ!!」

「はあはあっ!!」

 それに対して蒼太もまた腰を振り、剛直をアソコへ押し付けるモノの、すると二人の律動が合わさって更なる愉悦が生み出され、それが彼等をして一層、行為へとのめり込ませた。

 完全に興奮してしまった二人はお風呂で汗だくになったまま夢中で腰を振りたくり、チンコとアソコを擦り付け続けた。

「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあぁぁぁぁぁぁんっ❤❤❤❤❤」

「うううっ!!」

 最後にそう呻いて二人は今度は同時に達し、体をビクビクと戦慄かせた、いきなり二回ものアクメを味わってしまった蒼太とメリーは暫くそのまま抱き合っていたが、やがて再び、どちらともなく口づけを交わす。

 その日の内に初キッスと前戯と疑似エッチまでを経験してしまった二人はその後お風呂に入る度、いや二人で遊んでいる時には“それ”を毎回するようになっていった。

 それは二人の間に“秘密の関係”が出来た事を意味していたが二人とも少しも嫌では無かった、寧ろお互いにお互いで“こう言う事”が出来る事に余計に興奮してしまい、その快楽も相まって相手との行為にのめり込んでいったのだ。
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