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借金のカタに妻を差し出しました 復讐編
第4章 42時間後
日曜日の昼過ぎ、和空は自宅で落ち着けず、ホテルへと向かっていた。
魅久と別れた金曜日から、一人で過ごし、アルコールも心を安らげてはくれなかった。
時間も潰そうと、各駅停車に乗り、一駅手前で降り寄り道しながら向かったがホテルの前に3時には着いていた。
迷いながらも、ホテルに入り時間を潰せる場所を探していると、早喜が声を掛けてきた。
「あら、早いですね。」
和空は返答に困っていると、
「時間まで、部屋でお待ちなりますか?」
予期せぬ言葉が返ってきた。

金曜日に魅久と別れた同じソファーに座って待つことにした。
早喜は、トイレの場所を伝え、他のドアを開けないよう指示をして、自分はノートPCを持って、ロビーの喫茶ルームに行ってしまった。

和空はスマホを出すが、魅久からの連絡は一切なかった。そのままスマホを触りながら時間を潰すが、時間は経たなかった。
そのまま、何もせず過ごすが、部屋に入ってから20分も経っていない。

広い部屋を見回すと、トイレと反対側にある扉が気になっていた。おそらく寝室だと思われ、もしかして魅久がいるのではと、思って仕方なかった。

和空は立ち上がり、気になるドアへと、近づいた。
閉まったドアに耳を近づけると、人の声が聞こえた気がした。
暫くドアの前に立ち考えるが、興味に勝てなかった。
静かに音を立てずにノブを下げると、僅かにドア開いた。

和空の耳に、魅久の声が響いた。
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