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借金のカタに妻を差し出しました 復讐編
第4章 42時間後
魅久の喘ぎ声と、吐息は和空が聞く声とは違っていた。

激しい声だが、魅久の声に間違いはなかったが、次の言葉に耳を疑った。
「ねぇ、欲しいの・・・入れて下さぃ・・・」
続いて男の返答が聞こえた。
「あと、3時間もせずにご主人に会えるんだし、もう満足でしょう。」
「でも、欲しいの・・・」
「この部屋は明日まで取ってますから、ご主人が来たら自由に使って結構ですよ。」
「いや、だめなの、今して欲しいの。」
「待てないんですか?」
返事は聞こえなかった。
「待てないのか、それとも、ご主人よりも私がいいんですか?」
また返事は聞こえなかった。
「さっきから、チャンと声に出して言って下さい。ご主人より私がいいんですか?」
魅久の答えは、
「主人よりも、左脇さんの方がいいです。」
「まるで盛りの付いた雌犬ですね・・・なら、欲しいものを口に銜えて下さい。」
足音が聞こえ、ドアの隙間の見える所に左脇が見えた。
「雌犬だから、前足を付いて下さいよ。」
四つん這いの魅久が隙間から見えて、左脇の股間に顔を埋め首を動かしている。

「そろそろ、入れましょうか?」の、左脇の言葉に、顔を離した魅久の笑顔が見えた。
「お尻を突き出して。」
その言葉に魅久は、四つん這いのまま、廻れ右をする。
「もっと高く。」
魅久は脚を伸ばし、お尻を突きだして左脇を待っている。
左脇の腰が触れただけで、魅久は艶のある喘ぎ声を出し、腰が沈み込むと更なる声を上げ、上体を起こし、埋められたモノを身体を震わせ、存分味わっているようだった。
その時、和空の耳に魅久以外の女の声が囁いた。
「ね、覗きって悪趣味ね。」
早喜が、背後に立ち和空に腕を回し身体を密着させてきた。
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