この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
借金のカタに妻を差し出しました 復讐編
第9章 志寿火
志寿火が、駅前の指定されたホテルに到着すると、魅久が先に着いていた。

魅久は志寿火のキャリーケースを見て、「手ぶらでいいのにって、言ったのに。」と、自分の小さなバッグを見せた。
一泊すると聞いて、着替えや化粧道具は持って行くのが当然だと思っていた。
「多分、中のものは処分した方がいいから、ホテルで断捨離ね。」
志寿火には、魅久の言葉が理解できなかった。
チェックインカウンターに向かうと、そこには早喜がいて済ませていた。
魅久に気づいた早喜は、「ダメよ、私を呼ばないなんて。経費で、エステにカットに食事でしょ。」早喜は予定に入っていなかった。
「早喜さん、子供は大丈夫なの。」魅久の質問に、早喜はバットを振るフリをして「野球。」と答えた。
魅久は志寿火を、早喜に紹介すると
「初めまして、佐脇や、魅久とは仕事仲間なの。今日は息子の野球の間、ご一緒させていただくわ。」
背が高くて、美人な早喜と、可愛らしさのある魅久に囲まれて、志寿火は場違いを感じていた。

3人が入った部屋は、テラス付のスイートルームだった。テラスにはジャグジーがあり、早速3人で入り、シャンパンで乾杯をした。
早喜は、中1の息子の話題で志寿火に話を振り、リラックスさせていた。

ジャグジーの後は、部屋でエステの施術を受け、その後はホテル美容室へ。
美容室では、志寿火の髪は大胆にカットされ、プロにメイクされ、自分で見違え驚いていた。
その後は、下着とスーツを、それぞれ専門店で購入した。
値段を見て驚く志寿火に、魅久は「大丈夫、全て会社の経費ですから。」と言われ、早喜からは、「いいものを身につけて、いいもの食べるのが、いい女よ。」と、笑顔で言われた。

髪を切り、化粧を変え、高級スーツに身を包み、魅久と早喜の横に並んでも違和感は無かった。

ホテルのレストランで、食事をして早喜は子供を迎えに帰って行った。
/48ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ