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第1章 擬似体験のその先

再び彼女は思案した後「この後続けて調教を受けたいです。」と答えた。
「承知しました。それではシャワーを浴びたら服を着ないで待機していて下さい。」
「はい。分かりました。」
彼女はシャワーを浴びにシャワー室に入っていく。
自分の性器を触るとまだかなり濡れていた。
大分椅子を汚しちゃった。と思いながら股間を洗い流す。
陰毛がなかった。
本当に剃られちゃったんだ。彼女は思う。
フッとこれから私を調教するのはどんな男性なんだろ。
どんなことされるんだろう。
やっぱり中出しされちゃうのかな。
赤ちゃん出来たらどうしよう。
頭の中で様々な思いが湧き上がる。
すると流したばっかりのヴァギナがジワっと濡れるのを感じた。
私の身体は期待してるんだ。と思った。
シャワーを浴び終えると身体を拭き部屋に戻る彼女。
彼女がベンチに座って待っていると１人の男性が部屋に入ってきた。
男性は大きなカバンを肩からかけていた。
「お前か。調教を受けたいメスは。」と男性が彼女に声をかける。
「はい。」彼女は股間と胸を隠し立ち上がる。
「何隠してる。」
「はい。申し訳ありません。」彼女は手を後ろに回した。
「さっきまで調教されていたのに物足りないか。この淫乱が。」静かな口調で男性が言う。
「今日調教されなくちゃまた躊躇してしまいそうだったので決断しました。」と答える彼女。
男性は彼女が座っていたベンチにカバンを置き自らも座った。
彼女は男性の前に立ち尽くしていた。
「俺と話す時は正座。」男性がまた静かに言う。
「はい。」彼女は男性の前に正座した。
「手は後ろ。」
「はい。」彼女は手を後ろにまわす。
「これからお前は俺に調教される訳だがその前にこれを読んでみろ。」男性はカバンを開けると中からクリップボードを取り出して彼女に突き付けた。