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僕の彼女が堕ちるとき
第3章 サイは投げられた
「……ああ、なるほど、そういうことか。」
 黙ってしまった僕に、大塚が得心したように言った。

「たぶん、君は西野さんからゼミの女の子だけで出かけるって言われたんだな。それで、もう勝ったと思って安心してたんだろう? 違うか?」
「くっ……」
 大塚に事実を突かれて、僕は言葉が出なかった。

「西野さんが、俺のことをあえて君に知らせなかった気持ちはわかるよ。俺が一緒にいるなんて君が知ったら、絶対に止められるだろうしな。まあ、西野さんも、ゼミの友達とはもう会えなくなるから、たまには君の束縛から離れて、自由に遊びたいんだろう。」
 大塚の声は楽しそうだったが、その不快な声を僕はまともに受け止めることができなかった。

「さて、それじゃ、俺も西野さんの水着姿を拝みにいくとするか。それじゃ、次の連絡を楽しみにしててくれ。」
 最後に大塚はそういって、あっさりと電話を切った。

 朱里の水着姿だって? 
 ちくしょう、いったい何なんだ!

 僕の心に疑心暗鬼と激しい焦慮が渦巻いて、僕をどす黒い闇が包むような気がした。

 消してしまえるはずだった大塚のアドレスは、今や僕が朱里のことを知るための唯一の手段になってしまった。
 電話を受けるために降りた田舎駅のホームで、僕は頭を抱えてベンチに座り込んでいた。

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